カビと目
角膜は目の表面の透明な膜で血管が入っていません。ばい菌などが入らないように涙の層と角膜上皮細胞がバリアとして働いています。たとえばい菌が入ってきても金を殺す酵素や、白血球が涙と共にやってきます。しかし、深く目が傷つい部分は修復に時間がかかるので、ここにカビなどのばい菌がつくと、傷口をゆっくり広がり深く根を張ります。
植物などから感染するカビは、フザリウム、アスペルギルスがよく知られています。農作業などで目にけがをしたときは自己判断で処置せず、早めに眼科医にそうだんしましょう。
投稿日:2017年9月3日 カテゴリー:眼の症状