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スマホと子供の近視

子どもの近視が問題視されています。その原因の一つとされるのが、スマホです。実は、スマホが普及した2014年頃から、世界規模で子どもの近視が増加傾向にあります。スマホは、片手で持つことが多いため、つい目から20cm以内に近づけてしまいがちです。この「近距離を見る」という行為が、近視を進めてしまいます。小さな画面を長時間見続けると、17歳以上の大人にも影響を及ぼしています。もともと眼球は、前後に伸び縮みすることで近くにも遠くにもピントが合わせられるようにできています。しかし近くにピントを合わせ続けていると、眼球が前後に伸びたままとどまり、近くはハッキリと見えるが遠くはぼんやりとしか見えない状態になり、近視が進行してしまうのです。本やテレビ、スマホを見るときは目から30cm以上の距離を取ることが大切です。20~30分ごとに、6m以上先のものを見て、目を休めるようにしましょう。

投稿日:2022年11月13日  カテゴリー:眼の症状