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中高年に生じる眼の変化

・屈折度数の加齢性変化

眼の屈折度数は一生同じではありません。小学校高学年付近で正視から近視側へ移行し青年期まで近視が進行し、その後老視が始まる年齢から高齢者にかけて、遠視化が生じます。近視の人は近視度が弱まり、正視や遠視の人は遠視度が強まります。

・まぶたの加齢性変化

目の周りの脂肪の減少と筋緊張の低下により上まぶたと眼球の密着度は低下し、下垂傾向が生じます。

・眼瞼涙液量、質の変化

加齢による分泌細胞の減少によって涙液量は少なくなり、不完全閉瞼の割合が増加します。

・角膜、結膜の加齢性変化

加齢により、翼状片や瞼裂班を伴います。

・加齢による瞳孔径変化

瞳孔径は12~18歳以降、明順応、暗順応とも年齢とともに縮小します。

コンタクトレンズやメガネも年齢と共に最適なものを作成しましょう。

投稿日:2019年3月15日  カテゴリー:眼の症状