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加齢性黄班変性症

※加齢性黄班変性とは※

通常50歳以上の高齢者に起こります。近年増加しており欧米では高齢者の視力低下第1位の病気になっています。原因は不明ですが、老化に関係していると言われています。ひどくなると中が心見えなくなり、視力は0.1以下になることも珍しくはありません。幸いなことに、中心以外の周りは悪くなる事はほとんど無いため、全く見えなくなることはまずありません。

視力に一番大切な網膜の中心が悪くなる病気で、網膜が徐々に悪くなる萎縮型と網膜の下に悪い血管(新生血管)が出来る滲出型に分けられます。萎縮型は10年以上かけて、ゆっくり悪くなることがほとんどです。しかし、滲出型では、新生血管から水が漏れ網膜の下に水が溜まり、ゆがんで見える程度のことから始、まるのですが、突然新生血管から出血して急激に視力が悪くなることもあります。萎縮型では治療法がありません。滲出型では、新生血管をレーザー光線で焼く方法以外よい方法は分かっていません。

投稿日:2016年1月22日  カテゴリー:眼の症状