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夜間見づらくなる

人間の目は、周りの明るさに反応して瞳孔の開き方を調整し、取り込む光の量を調節するのが特徴です。明るい場所では取り込む光量を抑えるために瞳孔の開きが小さくなり、反対に暗い場所では少しでも多く光を取り込むために瞳孔の開きが大きくなります。
瞳孔の開き方の差は、乱反射の発生度合いに影響を及ぼします。人間の目はピントを合わせるためのレンズ(水晶体)がありますが、白内障が出始める60代以降になるとレンズに濁りが出るため乱反射を起こしやすくなります。明所では瞳孔の開きが小さくなるため乱反射が起きにくいですが、暗所では瞳孔の開きが大きくなるため水晶体による乱反射が起きやすくなり、乱反射が起こるほどものが見えづらくなるので、結果的に暗い場所では視力が低下すると考えられます。

投稿日:2023年10月9日  カテゴリー:眼の症状