子どもの片方の視線が合ってない
人は物を見るとき、両方の目が見たいものに向いて焦点を合わせます。ところが、このとき片方の目だけが目標でなく、違う方向を向いてしまう場合があります。これは「斜視」と呼ばれ、片方の黒目の向きが正常でなく、内側に寄っていたり、外側に離れていたり、上下にずれているものをいいます。斜視はほとんど先天的なものです。内斜視ではほとんどが、遠視によって引き起こされるケースも少なくありません。遠視が原因なら、眼鏡などで矯正します。そのほかの場合は手術が必要です。放置すると弱視などを併発し、生活に支障をきたしますから、きちんと治療しましょう。
投稿日:2016年9月16日 カテゴリー:眼の症状