年齢と目の調節力
目の調節力は10歳くらいが最大で、その後は加齢に伴い弱くなっていきます。これは、近視・遠視・乱視などとは関係のない年齢変化です。近くが見づらくなると、老眼を自覚しますが、実は10代の頃から始まっている現象なのです。このような調節力の低下は誰にでも起こりますが、近視の人はメガネを外した状態では、近くを見るのに便利な目なのであまり不自由をかんじません。
20代では18cmより手前が見えず、50歳では40cm手前が見えなくなってきます。年齢とともに水晶体は固くなり、毛様体小帯がゆるんでも水晶体の厚さを変える事が出来なくなってきます。そのため近くにピントを合わせる事が出来なくなるのが老眼です。
投稿日:2018年3月20日 カテゴリー:眼の症状