弱視とは?
※弱視とは?※
子供の目の発達には、たえず物を見る訓練が必要です。もし子供の視力が発達する途中で、たえず物を見る訓練が出来なかった場合、視力の発達は抑えられ、止まってしまいます。これを弱視といいます。近視で眼鏡をかけると見えるようになる場合は弱視ではありません。
※どうして弱視になるの?※
斜視があると、両眼視が出来ないため、ものが二重に見えます。ものが二重に見えると脳が混乱するため、斜視になっている片方の目を使わないようになり、使わない方の目が弱視になる場合があります。
遠視があると、近くを見るときも、遠くを見るときもはっきりと見えないため、視力が発達せず、弱視になる場合があります。
生まれつき白内障などの目の病気がある場合、あるいは、乳幼児期に眼帯を長い間つけたりした場合、物を見る訓練ができず、弱視になる場合があります。
※弱視はなおるの?※
視力の発達が抑えられている期間の長さや程度によって、よくなる場合とならない場合があります。3歳くらいまでに見つかると、治る可能性は高くなります。
投稿日:2015年11月29日 カテゴリー:眼の症状