眼瞼炎・眼瞼縁炎
まぶたの縁や目じりなどは、ただれやすい場所です。目薬の成分が合わなくてかぶれたり、白髪染めやシャンプー、リンスなど、あるいは漆にかぶれたりするとまぶたがかゆく、赤くただれ、ひどいときには腫れて目が開かないほどになります。特に目薬にかぶれたと気が付かなければ治そうとして点眼してしまい、ますますひどくなることもあります。
まつげの根元に細菌が入り、かさぶたが固くつくようになったものを眼瞼縁炎といいます。なかなか治りにくくまつげが抜けてしまうこともあります。抗生物質の入った軟膏をつけて根気よく治療しましょう。
湿疹やトビヒがまぶたに広がって、ひどいただれを起こすこともあります。このような場合は、皮膚科からの塗り薬は目に入らないように注意しましょう。皮膚科からの軟膏が目に入ると角膜を痛め大変なことになります。眼科用の軟膏には眼科用と書いてあるので、よく確かめてからお使い下さい。
投稿日:2017年3月26日 カテゴリー:眼の症状