眼筋麻痺・斜視
正面を見ても横目で見ても、両目の視線はそろって動き、立体的に一つの物としてみることができるのが普通です。視線がそろわないのが斜視ですが、それには2種類あります。目を動かす筋肉は6本ずつついていますが、そのどれかが麻痺すると眼球が思うように動かず、視線がずれます。これを麻痺性斜視とよびます。ものがダブって見える場合、眼球の動き方や複視の状態などの検査を詳しく行った上で、されにレントゲンなど、頭の中の検査で原因を突き止める必要があります。いくら検査しても分からない事も多く、そのうち治ってしまうものから、一生治らないものまであります。寄っている方向で分類され、メガネをかければ治るもの、手術が必要なもの、視力が悪いものなど色々です。また、一見寄っているように見えて、実は寄っていない「偽斜視」というものもあります。
投稿日:2018年7月20日 カテゴリー:眼の症状