糖尿病網膜症
糖尿病には、合併症がいくつかあり、その中の一つに糖尿病網膜症があります。糖尿病の影響で、網膜の組織がダメージを受け視力が低下してしまいます。眼の網膜には細かい毛細血管が縦横に走っているため、高血糖の悪影響を受けやすい場所であり「血管が詰まる・出血する」などの症状を起こしやすくなります。また、詰まることにより血管が機能しなくなると、酸素や栄養素が不足するため、新生血管というもろい血管を作ってより出血を起こしやすくなり、視力の大幅な低下を招きます。
糖尿病と診断されたら、半年に一度程度は眼科の検診を受ける必要があり、それで早期発見と適切な治療を受ければ糖尿病網膜症の進行を止めることができます。眼科検診は定期的に受けるよう心がけましょう。