老人性白内障
瞳の中の透明であるはずのレンズが白く濁り、しかもレンズの中心が黄色くなり、視力も低下します。視力低下の原因はレンズのたんぱく質が老化の為濁って発生した老人性白内障です。レンズの中の濁りを取り除き、その中に透明なプラスチック製の眼内レンズを移植することによって、再び視力が回復できます。
眼内レンズの歴史は18世紀のフランスにおいて始まりますが、ガラス製であったため不成功に終わりました。150年後イギリス空軍のパイロットの眼にプラスチックの破片が入り、長い間そのままにしていても失明しなかったことからプラスチック製の眼内レンズが出来ました。その後眼内レンズは形や素材を変えて現代に至っています。
投稿日:2017年9月15日 カテゴリー:眼の症状