角膜潰瘍
角膜とは光を通すための透明な膜で、黒目の部分に当たります。目を横から見ればきれいなカーブを描いた薄い膜がわかります。潰瘍とは月のクレーターのように中心が深く削られ周囲が盛り上がった状態です。目は痛みと充血、視力低下、めやにを伴います。原因として、細菌、真菌、ヘルペス、アカントアメーバなどが考えられます。
角膜潰瘍は失明してしまう可能性もあります。治ったとしても角膜が白く濁ってしまうからです。特にあかんとアメーバの場合コンタクトレンズ使用者に多く、コンタクトレンズの消毒を怠っていたり、不潔な取り扱いをした場合には角膜に感染し、非常に治りづらい角膜潰瘍になります。
コンタクトレンズは医療用具です。正しい取り扱いを怠ると大変なことになりかねません。正しい取り扱いを心がけましょう。
投稿日:2017年8月15日 カテゴリー:眼の症状