逆さまつ毛
逆さまつ毛の中には、まつ毛の生えている方向は一定でもまぶた全体が内側へ湾曲しているために、眼球表面にまつ毛が当たる「内反症」と、まつ毛の生えている方向がまちまちで、内側へ向かって生えているまつ毛が眼球表面に当たる「睫毛乱性」とがあります。まぶた全体が内側へ湾曲している「内反症」の場合、まつ毛を抜いてしまうと、次に生えてくるまつ毛が短いうちから、眼球表面に当たってしまい、数日おきに抜かなければならなくなります。この場合は手術でまぶた全体を少し外側へ向けてやると楽に過ごせるようになります。
*睫毛乱生*
まつ毛が生えている方向がまちまちである「睫毛乱生」の場合は、まず内側へ向いているまつ毛だけを抜く方法を選びますが、しばらくするとまた生えてきます。