遠視の原因
子供は生まれてすぐは眼球が小さく、眼軸が短いため、遠視の状態です。成長とともに、眼軸が伸びてきてだんだん近くの物もよく見えるようになり、6歳あたりで視機能が整うようです。
しかし、ごの眼軸の状態が改善されないまま成長する子もいます。小児の遠視は本人も自覚できず、測定しにくいため、発見が遅れがちです。遠視はどこを見ていてもピントを調節しなければならず、目が休まりません。読書や細かい作業が苦手で、集中力に欠けやすいのです。根気も続きにくく、勉強嫌いの子供が遠視だったという例も多いので、生活態度をよく観察し、早期発見に努めましょう。
投稿日:2016年1月31日 カテゴリー:眼の症状