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VDT症候群

VDTとは「Visual Display Terminal 」の略で、コンピューターやモニターなどのディスプレー装置のことです。この装置を使用して仕事をする人がかかりやすいのが、VDT症候群です。まばたきは普通は1分間に20~30回するが、コンピューター画面を見続ける仕事についている人は5回くらいに減り、目がどんどん乾いてしまいます。また、長時間同じ姿勢になるため、首、肩、腕、手などの筋肉が緊張します。目は、ディスプレー、キーボード、書類というように頻繁に移動するためより疲労が起こりやすくなります。

VDT症候群の症状は、視力低下、かすみ、肩こり、しびれ、腰痛、頭痛、自律神経失調症、生理不順、顔中心の紅斑などがあります。もし思い当たることがあれば、以下のような対策をおすすめします。

1.適度な休憩。一時間ごとに10~15分くらい休憩をとる

2.体操などして、体の緊張をほぐす

3.テレビやパソコンの画面はできれば目より下方におく

4.直射日光や、天井の照明が画面に反射しない場所に置く

また、VDT症候群には、目が乾くドライアイ、眼圧が上昇する緑内障を伴っていることもあるので、早めに受診しましょう。メガネやコンタクトレンズが合っていないと目が疲れやすくなるので、普段からチェックしましょう。

投稿日:2017年9月3日  カテゴリー:眼の症状