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コンタクトレンズの使い方と注意点

コンタクトレンズは、角膜を覆いますので、レンズの動きが悪いと酸素不足を引き起こす原因になりがちです。長年使い続けると、角膜に血管が伸びてきたり、結膜の血管が拡張して充血しやすくなります。そこで、休日や家にいるときは、なるべく眼鏡をしようしたほうが良いでしょう。長時間の使用も目にはあまりよくありません。装用時間は守り、無理のない範囲で使いましょう。

コンタクトレンズは、角膜に直接触れるものですから、衛生面には特に気を付ける必要があります。コンタクトレンズのケアで最も大切な事は、洗浄と消毒です。細菌感染しやすいソフトレンズは特に気を使いましょう。決められた洗浄液を使わず、水道水で洗浄するとまれですが、アカントアメーバに感染することがあります。これはレンズから角膜に侵入する微生物で、増殖して細胞を侵し角膜潰瘍を起こして失明する例もあります。コールド消毒は、洗浄剤や中和剤に浸けておくお手入れ法ですが、これだけでは汚れが完全におちきりませんので、こすり洗いなどが必要です。

コンタクトレンズを使用出来ない人もいます。ドライアイの人、目にアレルギーのある人、結膜炎などの炎症のある人などです。いずれにしてもこれらの場合は、医師との相談により使用できるか確認しましょう。コンタクトレンズは医療用具です。装用時間や手入れの方法を守り、定期検査を必ず受けるようにしましょう。

当院ではコンタクトレンズの処方も行っております。お気軽にご相談下さい。

 

投稿日:2017年2月27日  カテゴリー:コンタクトレンズ 眼鏡