コンタクトレンズの連続装用
連続装用というのは、夜寝る時もレンズをはずさず継続して使用する事です。角膜表面の酸素分圧は、レンズをはめていなくても、目を閉じた場合、開けているときの約1/3の55mmHgくらいまで低下し、その為起床時の角膜は、約3%ほど厚くなります。したがって寝ている間もレンズをはめているという事は、角膜をさらに酸素欠乏状態にして厚みをもっと増加させることになります。また、寝ている間はまばたきによる涙の交換も全く無くなるので、連続装用は角膜にとって負担になります。
コンタクトレンズは寝る前にははずす終日装用が原則ですが、一部の人にとっては毎日のはめ、はずしがきわめて困難なケースもあります。そのような場合、連続装用は眼科医の指導のもとで行われています。
連続装用希望される方は、医師の指示に従いましょう。
投稿日:2018年9月4日 カテゴリー:コンタクトレンズ 眼鏡