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良く見えるメガネなのに疲れる原因

良く見えるメガネなのに何故か以前よりも疲れる。これはよく聞くメガネの苦情です。よく見えるのに疲れるというのは、近視ではレンズの度が強すぎる時、遠視では反対に度が弱すぎる時に目の調節力に負担がかかって疲れるのです。矯正が過剰になってしまうと、遠くは良く見えるが近くを見る時に余計に調節力を使わなくてはならず、目の筋肉が疲れやすくなる上に近視の度が強い方は以前よりものが小さく見えるので余計疲れを感じてしまいます。初めてメガネを作る人は、わざと度を弱くすることがあります。今まで裸眼で0.3しかなかった人が、メガネをかけて急に1.2まで視力が出たとすると、その差があまりに大きいため、メガネをかけた生活に感覚がついていけなかったり、調節力に負担がかかったりして、とても疲れやすくなります。いちばんはじめに作るメガネはやや弱めにして、そのメガネに慣れてから徐々に度を上げていきましょう。遠視の目は同じ1.2の視力を出すことが出来るレンズの数が近視に比べて多いのがふつうなので、つい度の弱いものを使ってしまいがちです。するとよく見えても調節力を過度に働かせなければならないので、目が疲れてしまいます。

投稿日:2018年6月26日  カテゴリー:コンタクトレンズ 眼鏡